こんにちは!副業クロニクル(@emocareer)です。
近年の社会情勢の変化に伴い、様々な形態の働き方が生まれています。
その中でも副業は一つの会社だけに所属する従来の働き方とは異なり、他の所属先で案件を獲得して収入を得る新しい働き方です。
その中でもデザインの副業はパソコンひとつあればできる副業であり、時間と場所に縛られないことが魅力です。
しかし、デザインで副業を始めるのは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
本記事ではデザインの副業を始めるにあたり、案件の受注から報酬獲得までの流れをご紹介します。
まみむー
【センスが重要】デザインで副業を始めよう!ただスキルを身につけるだけではNG!メリットから案件獲得の方法までを一挙ご紹介
目次
案件受注から報酬獲得までの流れ
ここからは、実際に行われているデザインの副業の流れをご紹介します。
案件の受注から報酬獲得の流れは人によって様々なやり方がありますが、今回は実際に副業でデザイナーとして働いていた経験のある私の方法を例としてお話します。
①ポートフォリオを用意する
デザインの案件を受注する前に、自分の制作したデザインをまとめたポートフォリオ(作品集)を用意します。
案件の募集要項として、ポートフォリオの提出を義務づけているところがほぼ全てです。
スカウトや継続案件でのポートフォリオの提出は義務ではありませんが、実績がゼロからの状態で自分から案件を獲得する際には、必ずポートフォリオを制作して提出しましょう。
また、案件受注の際にすぐクライアントに見ていただけるよう、ポートフォリオはPDFやサイトなどのデータで送付するのが一般的です。
ポートフォリオに載せる作品がない場合は、掲載用の制作物を事前にいくつかデザインすることをおすすめします。
②案件を受注する
ポートフォリオの用意が終わったら案件の受注に入ります。
受注の際にはポートフォリオの提出と希望の報酬額の提示、自己紹介をクライアントに連絡します。
クライアントの目に留まるよう、携わった案件や得意なデザインのジャンル、自分の強みは積極的にアピールしましょう。
主にデザインの副業の案件受注ではクラウドソーシングを使用します。
クラウドソーシングではオンライン上でやり取りが完了するため、自分のペースで案件を獲得することができます。
募集されている案件もバナーやチラシの制作から、サイトのデザイン一式まで幅広く募集されているので、自分のスキルに合わせた案件に応募しましょう。
まみむー
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クラウドソーシング以外にも、副業の案件を紹介してくれるエージェントの登録やポートフォリオサイトを見てくれた方からの依頼で案件を受注できる場合があります。
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まみむー
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③クライアントと条件を交渉後、契約を締結する
クライアントが応募に合意した際に、報酬金額や納期の条件交渉と契約を行います。
報酬金額は通常、応募要項に記載されている金額のまま契約されることがほとんどですが、異なる金額をクライアントから提示されたら詳しい理由を話し合うようにしましょう。その場で話し合うことで、後のトラブル回避にも繋がります。
契約の際にクライアントが希望するデザインのテイストや、納品する際のファイル形式を打ち合わせしておくと制作をスムーズに進めることができます。
④制作に入る
契約が正式に締結されてからデザインの制作に入ります。
定められた納期とクライアントの希望する条件を守りながらデザインを作り上げていきましょう。
制作していく中で疑問点が生じた際は、クライアントに連絡をしましょう。
クライアントによってはマニュアルを制定している場合もあります。
制作時マニュアルをいただけるか確認しておくこともおすすめです。
⑤納品する
制作が終わったら納品を行います。
納品方法は案件ごとに異なるため、クライアントが定めた方式で納品をしましょう。
修正がある場合はここで指示をいただきます。
納品を完了する前に、事前にクライアントにメッセージでご挨拶を入れておくと丁寧な印象を与えることができます。クライアントとのコミュニケーションは密に取りましょう。
⑥報酬獲得
納品後、クライアントから評価をいただくと案件が全て終了になり、報酬が支払われます。
報酬の出金方法は利用しているサービスごとに異なります。詳しい条件を確認しましょう。
副業を行う際に気をつけること
初めてデザインの副業を行う際は緊張することでしょう。しかし、中には悪質な案件も潜んでおり、トラブルに巻き込まれてしまうリスクもあります。
ここでは案件の受注を中心に、気をつけるポイントをご紹介します。
最初は少額の案件から
高単価で人気のある案件は応募が集中します。
応募している人の中には何件も案件をこなしているプロがたくさんいる事例も珍しくありません。
副業を始めたての方はまずは実績作りとして少額の案件から挑戦していきましょう。
クライアントとコミュニケーションを密に取る
デザインの制作では作品の方向性を決めるテイストやコンセプトが大きな要となってきます。
クライアントとデザイナーが異なる方向を向いたまま制作していると、デザインが完成した際に思わぬトラブルに発展する恐れがあります。
制作の方向性に加えて、業務を行う際に少しでも疑問点が生じた際には、遠慮なくクライアントに相談しましょう。
契約前に制作物を納品しない
デザインの副業において大抵の案件ではクライアントが契約を締結する場合が一般的ですが、まれに契約前に作品を納品してほしいと依頼される場合もあります。
しかし、契約前に作品を納品してしまうと、クライアントに作品を持ち逃げされた上に報酬が受け取れないという最悪の事態に発展してしまいます。
納品は必ず契約締結後に行い、納品前に作品を提出するよう求めてきた場合は契約を締結してから制作するということを毅然とした態度でお伝えをしましょう。
制作物を実績として紹介して良いか確認を取る
案件で制作した制作物は実績として次の案件受注の際に提示することが可能です。
しかし、クライアントによっては制作物の著作権が依頼したクライアント側にあると提示している場合もあるため、無断で紹介すると契約違反だと言われてしまい、問題が生じてしまいます。
制作したデザインの著作権は誰にあるか、実績として紹介して良いかクライアントとよく話し合ってから掲載するようにしましょう。
流れを知ってスムーズに副業に取り組もう
ここまでデザインの副業における案件受注から報酬獲得までの流れをご紹介しました。いかがだったでしょうか。
デザインの副業は気をつけるポイントさえ押さえれば、自分の制作物を世の中に広めることができるとてもやりがいのあるお仕事です。
本記事をご覧いただいた方が、デザインの副業を始める際にお役に立てれば幸いです!